2008年5月19日月曜日

お好み焼き

近所の 「あらや」さん

本日は雨がドシャ降りです。着々と夏が近づいて来ている感じですね!
今日はこちらの地方に来てからしっかり習慣となってしまった、「広島風お好み焼き」を紹介したいと思います。
関東はどちらかと言うと、関西風お好み焼きの方が多く(最近は広島風も増えて来ています)、しょっちゅうお好み焼きを食べる習慣なんてありませんよね。しかし!こちらは、ラーメン屋さんよりもお好み焼き屋さんの割合がとてつもなく多いんです。お酒を飲んだ後のシメ(腹がため)にお好み焼きを食べたり、お昼に週1回はほとんどの人が広島焼きを食べています。
では、関西風との違いは?
関西焼きは生地の中に細かく切ったキャベツや具材を混ぜてから焼きますが、広島焼きの最大の特徴は、生地と具を混ぜない蒸し焼き(店によって違います)にあります。薄いクレープ状の生地をひき、その上に魚粉・キャベツの千切り・天かす・もやし・青ネギ・豚肉などを山のように重ね、軽く生地をその上からたらしかけます。蒸し焼きにした後、そばやうどんを軽く炒めてさらにその上に重ね、最後に卵を軽くつぶした感じで重ねます。ソース、青のりなどをかけて出来上がり~!!お好みで七味やゴマ・紅しょうが等とソースを更にたっぷりかけて頂きます。
お店によって作り方はかなりの違いがあるのですが、シンプルな食べ物だからこそ、奥が深い。各お店によって全く味が違います。また、ネギかけ・イカ天・チーズ・そばダブル・もちなど、自分の好みにトッピングが出来ます。値段も肉玉そば(これが主に主流)¥500~と、このボリュームで嬉しいですよね。また、関西焼きと違ってとてもサッパリ、ペロリと頂けます。そばを入れなければ、生地やおそばの炭水化物もほとんど無いし、ほぼ野菜のみになるのですごくヘルシーですよ!
もちろん、広島派と関西派に分かれるとは思いますが、私は当然、広島派になっちゃいました。更に広島焼きを細かく分類していくと・・・オタフクソース派、ミツワソース派、カープソース派・そば、うどんは生めん派、蒸しめん派などなど、かなり違いが出て来るのです。昨日と同じ言葉になってしまいますが、食文化は奥が深いですね~。
上の写真の「あらやさん」は、とてもやさしいおばちゃんがお一人できりもりされています。1品料理¥200~と安く、お袋の味を提供してくれます。お母さん、いつもありがとう!!
今日のおススメのお店を紹介いたします!!
「カープ」

広島市中区堺町
営業時間: AM11:30~PM9:00
定休日: 火曜日
主なメニュー: ソバ肉玉¥700、全部入りソバ(肉玉、生イカ、生エビ)¥1200、とん平焼き¥600etc・・・トッピング: イカ・エビ・カキ(各¥300)、チーズ・キムチ(各¥200円)、イカ天・コーン・ネギ・ニンニク(各¥100)
色々と広島焼きを食べ歩いてきましたが、その中でも私好みのお店です。ほとんど話をしないお母さんと愛想の良いおばちゃんの2人(昼間のピーク時)で営業されています。無駄の無い動きでチャチャっと焼いてくれます。出来上がったお好み焼きは、へらで切ってみるとサクッと切れ、その断面はめんやキャベツが、地層のようにきれいに分かれており、最後まで生地と具材が離れる事なく一体化しています。ここのこのサクッと感がたまりません。頼むと出して来てくれる、激辛ソースがまた美味しいですよ!通常の一般的なお好み焼き店よりは値段は割高ですが、この金額を出して食べる価値はあると思います。
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